【新唐人2015年02月21日】イギリスメディアによると、イスラム国は18日、イラク西部アンバル県バグダーディーで拘束した45人を焼き殺したと伝えました。このほか、イラクのハキム国連大使は、イスラム国が拘束した人質から臓器を摘出して密売し、資金作りをしていると指摘しました。国連安全保障理事会は18日に緊急会合を開き、過激派組織イスラム国への対応を話し合いました。
イギリスメディアによると、イスラム国は18日、イラク西部アンバル県バグダーディーで拘束した45人を焼殺。バグダーディーで30人の焼死体が見つかったそうです。地元警察によると、殺害された人質の身元や殺害された原因は不明だそうです。
このほか、イラクのハキム国連大使はイスラム国が資金作りのために人質から臓器を摘出して密売しているうえ、協力を拒んだ医師10人以上を殺害したと非難しました。
ハキム氏によると、ここ数週間、複数の殺害現場で背中が切開され、腎臓などの臓器がなくなっている遺体が見つかったそうです。
このほか、過激派組織イスラム国は先週エジプト人キリスト教徒21人を殺害したあと、更にエジプト人35人を拘束しています。
エジプト当局は、リビア国内にいるイスラム国に対する空爆を続けると発表しました。また国連にはリビアのイスラム国に対する軍事介入を求めています。
国連人権委員会スポークスマン、ルパート・コルビル氏は17日、ジュネーブでの記者会見において、イスラム国の残虐な行為を強く非難し、エジプトの空爆行動に応えました。
国連安全保障理事会は18日、イスラム国の脅威が高まっているリビア情勢に関する緊急会合を開きました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/02/19/a1178554.html (中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/村上 映像編集/李)